わたしたちの思い 食の安心安全・未来を創造する

食の安心安全というニーズにこたえたい

近年、人口増加や異常気象などにより食料不足が問題となる中、解決策の一つとして植物工場が注目を浴びており、日本国内だけでなく世界規模で施設が稼働しています。また、降水量の少ない砂漠地帯や植物が生育出来ないような極地、今後開発が進むと期待されている宇宙空間での食料生産の方法としても、植物工場は研究が進んでいます。

食の安心安全という視点でのニーズの高まりに、新しい農業のスタイルである植物工場でその声に答えようと、2010年に株式会社アグリ王は誕生しました。神奈川県の総合建設会社である奈良建設株式会社の関連会社として、その本社ビル内に生産・研究開発拠点を設け、さまざまな目的に合わせた植物工場の提案およびアフターサポートを行っています。

誰にでも使いやすいシンプルなシステムと導入後の充実したサポート体制

わたしたちの提案する植物工場は、誰にでも使いやすいシンプルなシステムと導入後の充実したサポート体制が特徴で、全国各地の多くの方々に導入いただいています。そして導入者の方と一緒に植物工場に取り組み、様々は経験をする中で気づかされたことがありました。その一つが、植物工場と福祉分野との親和性の高さです。天候に左右されない過ごしやすい環境で、マニュアルに沿って障害の特性に合わせた作業内容が選択できる植物工場は、心身への負担が少ないため、障害者が安心安全に働くことのできる場として、わたしたちは強く推し進めています。

また、多くの植物工場ではリーフレタスをはじめとする葉物野菜が生産されている中、それらの野菜以上に植物工場での生産を必要とする商品があることにも気づかされました。食文化の多様化や食への関心の高まりから、今まであまり生産されてこなかった野菜、今まで以上に品質にこだわった野菜が求められています。管理された環境の中で安定的な生産が可能な植物工場の特徴を生かし、わたしたちはさまざまな商品の開発にも取り組んでいます。

食の安心安全はもとより、商品開発による新しい食文化の発信、障害のある方が働く環境の安心安全の供給といった社会的な役割を担うため、わたしたちは「食の安心安全・未来を創造する」思いの元に、植物工場事業をさらに大きく発展させて参ります。