お知らせ

園芸学会にてアグリ王の取り組みを報告しました

2023年園芸学会春季大会(会場:龍谷大学瀬田キャンパス)にて、店産店消型小規模植物工場における生産性向上の取り組みをポスター発表にて報告しました。

【発表題名:水素燃料電池小規模植物工場による店産店消 (発表番号:P111) 】
 
 株式会社アグリ王は2020年より、地域連携・低炭素水素技術実証事業の一環である使用済みプラスチック由来低炭素水素を活用した地域循環型水素地産地消モデル実証事業に参加してきました。具体的には、低炭素水素のサプライチェーンモデル構築の実証施設となっている川崎キングスカイフロント東急REIホテルロビーに小規模植物工場を設置し、家庭から回収された使用済みプラスチックを原料とする水素燃料電池を使用することで、同工場における実証実験を行っています。
 
 前回大会(2022年園芸学会秋季大会)では、栽培環境を最適化することで閉鎖型植物工場の全国平均収量の1.5倍の生産性が得られたことを報告しました。今回大会では、LED照明の照射条件の検討を行い全国平均収量の2倍近い生産性となったことを報告しました。
 今後は、最新のLED照明制御技術を取り入れながら、更なる生産性の向上を目指します。