お知らせ
海外向けに植物工場の見学会を開催しました
11月1日(金)、中南米日系農業者向けに見学会を開催しました。
一昨年より毎年開催している同見学会ですが、本年度は10月に続いて2度目の開催となります。10月は「生産性向上」コースの方にご参加いただき、今回は「循環型農業」コースの5名の中南米日系農業者(ブラジル2名、パラグアイ2名、メキシコ1名)にご参加いただきました。ブラジルからはトマト等の野菜や果物を生産している方と卵殻や廃鶏の活用をしている方が、パラグアイからは小麦やトウモロコシ等の穀物を生産している方々が、メキシコからは米等の穀物やマンゴー等の果物を生産している方がいらっしゃいました。
日本における植物工場の動向やアグリ王の取り組みについてご説明した後、新横浜LED菜園と新横浜LED AGRI Lab. の見学、新横浜LED菜園産の葉物野菜(リーフレタス、スイスチャード、ルッコラ)とエディブルフラワー(キンギョソウ)の試食、質疑応答を行いました。
アグリ王が循環型農業として取り組んでいるアクアポニックスについて関心を持っていただき、中南米におけるアクアポニックスの現状や今後の活用について貴重な意見交換の機会となりました。
また、見学会の最後には、それぞれの国や地域の名産やお菓子のプレゼントを頂きました。珍しいものも多く、これが毎年の楽しみになっています。
農林水産省 令和6年度 中南米日系農業者等との連携強化・ビジネス創出委託事業 日系農業者訪日技術研修