お知らせ
理化学研究所・横浜市立大学の一般公開イベントに参加しました
11月15日(土)に開催された、理化学研究所・横浜市立大学 一般公開 OPEN DAY 2025 ~サイエンスパーティー!未来を彩るカガクの世界~ に参加しました。令和7年度 横浜市トライアル助成金の採択事業者として、横浜市経済局と共同で2つのプログラムを開催しました。
●No. M6:魚と野菜を一緒に育てる『次世代農業』に触れてみよう!
アグリ王が取り組むアクアポニックスについてまとめたポスターや、アクアポニックスで生産される植物(葉物野菜・ハーブ・エディブルフラワー・イチゴ)および魚(ホンモロコ・ニシキゴイ・ティラピア・チョウザメ・バナメイエビ)を展示しました。
また、植物工場で生産された植物に親しんでもらうため、生産ロスとなる植物を再利用した押し葉や押し花を使ったしおり作り体験を企画しました。イベント開始直後からたくさんの方にお越しいただき、小さなお子様からおじいちゃん・おばあちゃんまで約240名の方にご参加いただきました。押し葉や押し花にする前の植物の苗の展示と見比べたり、香りを比べたりできたのが大変ご好評でした。
●No. W1:魚と野菜を一緒に育てる『次世代農業』を楽しく学ぼう!
アクアポニックスで生産される植物と魚の組み合わせを考えながら、楽しく学んでもらえるグループワークを行いました。
はじめに、アクアポニックスの原理や歴史、世界や日本におけるアクアポニックスの導入、弊社の取り組み等についてスライドでの説明を行いました。その後、【ショッピングセンターやショッピングモール内でアクアポニックスを行う】をテーマに、3つのグループに分かれてグループワークを行いました。植物と魚の組み合わせを考え、グループで話し合った後、グループごとに組み合わせた理由や収穫・漁獲後の利用方法をまとめ、発表してもらいました。
グループワークは午前・午後の2回開催し、小中学生19人とその保護者の方々にご参加いただきました。どのグループも、植物と魚の組み合わせや組み合わせた理由、利用方法が被らず、とても興味深い発表が続きました。
至らない点も多々あったかと存じますが、皆様のご協力のおかげで、どちらのプログラムも盛況の内に幕を閉じることができました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
また、当イベントには、閉鎖型アクアポニックス システムの社会実装について共同で研究プロジェクトを行っている、東京都市大学 環境学部 環境経営システム学科 アグリフード・システム研究室の皆さんにご協力いただきました。イベント企画段階から展示物の内容やスライド説明の内容について意見交換を重ね、当日にはしおり作り体験の運営やグループワークの進行役を担ってもらいました。今後は、当イベントで実施したアンケート調査による環境教育効果の解析を行い、同様のイベントを繰り返し開催することで社会実装を目指してまいります。
イベントの様子はこちら
