お知らせ
- 2024.11.15ILS2024にて「ILS TOP100 STARTUPS」に選ばれました
年に1度開催される、世界 27か国853社のスタートアップ企業と国内の大手企業160社が参加する、アジア最大級のオープンイノベーションイベントである INNOVATION LEADERA SUMMIT 2024 (ILS2024)において、大手企業が注目するスタートアップ企業100社にアグリ王が選出されました。
ILS2024では、11月下旬から12月中旬にかけて、オンラインや対面での商談を行い、大手企業が抱える課題解決のために、スタートアップ企業のもつ先進的な技術とのマッチングが行われます。
- 2024.11.05【放送】TBS「THE TIME,」で紹介されました(11/13更新)
この度、弊社が管理を行う小規模植物工場が設置されている、川崎キングスカイフロント 東急REIホテルで取材撮影が行われました。使用済みプラスチック由来低炭素水素を活用した地域循環型水素地産地消モデル実証事業に関する同ホテルの取り組みが紹介され、ホテルロビーに設置されている植物工場の様子も下記の番組内で放送されました。
放送日:11月7日(木)5:20 ~ 8:00
番組名:THE TIME, 番組内コーナー「マーケティング部」(TBS)
- 2024.11.05海外向けに植物工場の見学会を開催しました
11月1日(金)、中南米日系農業者向けに見学会を開催しました。
一昨年より毎年開催している同見学会ですが、本年度は10月に続いて2度目の開催となります。10月は「生産性向上」コースの方にご参加いただき、今回は「循環型農業」コースの5名の中南米日系農業者(ブラジル2名、パラグアイ2名、メキシコ1名)にご参加いただきました。ブラジルからはトマト等の野菜や果物を生産している方と卵殻や廃鶏の活用をしている方が、パラグアイからは小麦やトウモロコシ等の穀物を生産している方々が、メキシコからは米等の穀物やマンゴー等の果物を生産している方がいらっしゃいました。
日本における植物工場の動向やアグリ王の取り組みについてご説明した後、新横浜LED菜園と新横浜LED AGRI Lab. の見学、新横浜LED菜園産の葉物野菜(リーフレタス、スイスチャード、ルッコラ)とエディブルフラワー(キンギョソウ)の試食、質疑応答を行いました。
アグリ王が循環型農業として取り組んでいるアクアポニックスについて関心を持っていただき、中南米におけるアクアポニックスの現状や今後の活用について貴重な意見交換の機会となりました。
また、見学会の最後には、それぞれの国や地域の名産やお菓子のプレゼントを頂きました。珍しいものも多く、これが毎年の楽しみになっています。
農林水産省 令和6年度 中南米日系農業者等との連携強化・ビジネス創出委託事業 日系農業者訪日技術研修
- 2024.10.31学生向けに植物工場の見学会を開催しました
10月30日(水)、東京都市大学 環境学部の3年生向けに見学会を開催しました。
植物工場の動向や可能性、アグリ王の取り組みについて説明した後、ディスカッション形式で質疑応答や意見交換を行いました。メモを取りながら熱心に説明を聞き、これまでの授業で学んだことや今回の事前学習として予習してきたことへの理解がより深まったようでした。これから取り組む卒業研究のために少しでも有意義な時間になっていれば幸いです。
- 2024.10.31海外向けに植物工場の見学会を開催しました
10月29日(火)、韓国・鐵原郡議会の議員の方々向けに見学会を開催しました。
日本における植物工場の動向やアグリ王の取り組みについてご説明した後、アグリ王の装置導入先である東京都板橋福祉工場「モニカファーム」をご見学いただきました。
東京都板橋福祉工場の前には、東京都葛飾福祉工場を見学されたそうで、日本の福祉分野における植物工場について関心を持っていただき、活発な質疑応答や意見交換が行われました。
- 2024.10.18新装置販売開始についての記事が、新聞に掲載されました
10月9日より販売を開始した「閉鎖型アクアポニックス システム」についての記事が、港北経済新聞に掲載されたのでお知らせいたします。
掲載媒体:港北経済新聞(みんなの経済新聞メディアネットワークの港北エリア)
掲載日:2024年10月17日(木)
掲載タイトル:水耕栽培と魚養殖を合わせたイチゴ栽培システム アグリ王とアクポニが開発
水耕栽培と魚養殖を合わせたイチゴ栽培システム アグリ王とアクポニが開発 – 港北経済新聞 (keizai.biz)
水耕栽培と魚養殖を合わせたイチゴ栽培システム アグリ王とアクポニが開発(みんなの経済新聞ネットワーク) – Yahoo!ニュース
- 2024.10.18海外向けに植物工場の見学会を開催しました
10月11日(金)、中南米日系農業者向けに見学会を開催しました。
日本における植物工場の動向やアグリ王の事業内容についてご説明した後、新横浜LED菜園と新横浜LED AGRI Lab. をご見学いただきました。
中南米日系農業者向けの見学会は一昨年、昨年に引き続き3回目になります。農林水産省の「令和6年度 中南米日系農業者等との連携強化・ビジネス創出委託事業」を受託している中央開発 株式会社が実施する「日系農業者訪日技術研修」の一環として企画され、今年も開催することになりました。同研修は、日系農業者等の農業技術・農業経営のスキルアップを図ることを目的に、日本の大学や研究機関、農業協同組合、農家、企業等を訪問して座学と実習により学ぶものです。
本年度は「生産性向上」コースの6名の中南米日系農業者(ブラジル4名、ペルー1名、パラグアイ1名)が訪日されました。ブラジルからはリンゴや和梨、コーヒー等を生産している方々が、ペルー、パラグアイからはニンジンやサツマイモ、ピーマン、花き等を生産している方がいらっしゃいました。
日本の農業や植物工場について関心を持っていただき、活発な質疑応答や意見交換が行われました。また、試食をご用意していた新横浜LED菜園産の葉物野菜(リーフレタス、スイスチャード、ルッコラ)とエディブルフラワー(ビオラ、ナデシコ、キンギョソウ)も大変好評でした。
アグリ王見学の前日には、幕張メッセで開催されていた日本最大の農業の展示会「農業WEEK」にも参加したそうです。また、アグリ王見学後は、みなとみらいにあるJICA横浜の海外移住資料館を見学されたそうです。
11月には「循環型農業」コースの方の受け入れも予定しています。
- 2024.10.11農業関係者向けに植物工場の見学会を開催しました
10月8日(火)、豊橋農業協同組合青年部に所属するイチゴ生産者の方向けに見学会を開催しました。
植物工場の概要やアグリ王の事業内容、閉鎖型アクアポニックスシステムによるイチゴ栽培についてご説明した後、新横浜LED菜園をご見学いただき、葉物野菜とエディブルフラワーをご試食いただきました。また、閉鎖型アクアポニックスシステムによるイチゴ栽培の実証実験に取り組む新横浜LED AGRI Lab. もご見学いただきました。
閉鎖型植物工場でのイチゴ栽培やアクアポニックスシステムによるイチゴ栽培に関して、イチゴ生産者の方ならではの観点からご意見を頂戴し、弊社としても非常に有難い情報交換をさせていただくことができました。
今回は研修旅行ということで、アグリ王の他、豊洲市場の視察や日本最大の農業の展示会「農業WEEK」への参加を予定されており、少しでも有意義な研修になっていれば幸いです。
- 2024.09.27アグリ王が新しいシステムの販売を開始します
アグリ王とアクポニが共同開発:糖度15度の高品質イチゴを安定的に栽培可能な閉鎖型アクアポニックス システム 2024年10月販売開始
~環境に優しい次世代型農業技術で、農薬や化学肥料を使わずにイチゴ栽培を実現~
株式会社アグリ王(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:徳丸 義洋)は、LED照明を使用した完全閉鎖型植物工場技術を持ち、次世代の循環型農業技術であるアクアポニックスを用いて、株式会社アクポニ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:濱田 健吾)と共同で「閉鎖型アクアポニックス システム」を開発しました。このシステムは、イチゴ栽培に特化した革新的なソリューションで、農薬や化学肥料を使わずに高品質なイチゴの安定生産を実現します。
2023年より両社は、横浜市港北区の試験農場にて共同実証実験を行い、アクアポニックスで栽培したイチゴは平均糖度が15度に達することを確認しました。これは、一般的なイチゴ(平均糖度10度)を大きく上回る数値で、農薬を使用せずに甘味の高いイチゴの栽培が可能であることを証明しました。
さらに、システムはLED型栽培ラックや水質管理が容易な水槽、濾過循環器などを備え、コンパクトな設置面積で高効率な生産が可能です。特に、小規模面積や農福連携など、多様なニーズに応えることができる点が強みです。
開始は2024年10月9日を予定しており、次世代の農業ソリューションとして注目されています。
アグリ王とアクポニが共同開発:糖度15度の高品質イチゴを安定栽培可能な閉鎖型アクアポニックス システム 2024年10月販売開始|株式会社アグリ王のプレスリリース (atpress.ne.jp)
■「閉鎖型アクアポニックス システム」イチゴ栽培の概要
内容 :LED型イチゴ栽培ラック、水槽、濾過循環器(高機能密閉型フィルター含む)、生物鉱化タンク
設置面積 :約5平方メートル~(規模や希望収量に応じてカスタマイズ可能)
価格 :177万円~(規模、条件により応相談)
販売開始時期:2024年10月9日予定
栽培可能株数:イチゴ30株
生産可能量 :約5.5㎏/月
養殖可能な魚の数:5~10匹程度
~こんなかたにおすすめ~
・農福連携に興味がある方
・閉鎖型でアクアポニックスを実践したい方
・小規模でアクアポニックスを実践したい方
・農薬を使用しないでイチゴを生産したい方
・飲食店等に農場を併設し、採れたてのイチゴを使いたい方
- 2024.09.24生物環境工学会秋季大会にてアグリ王の取り組みを報告しました
2024年度生物環境工学会秋季大会(会場:大阪公立大学)にて、店産店消型小規模植物工場における生産性向上の取り組みの続報を、ポスター発表にて報告しました。
【発表題名:水素燃料電池小規模植物工場による店産店消(第5報)(発表番号:P50)】
株式会社アグリ王は、川崎キングスカイフロント東急REIホテル内施設において2020年より店産店消型小規模植物工場における生産性向上についての実証実験を行ってきました。栽培環境の最適化やトヨタ紡織とグリーンテックアンドラボが特許出願している白色、青色LED照明の交互照射(TB-Blue法、起潮力変化を指標とした白色/青色変則交互照射)により、全国平均収量の約2.5倍の生産性となったことを、今年の園芸学会春季大会で報告しました。
今大会では、そのTB-Blue法の効果を更に確認する為に、白色LEDの24時間照射との比較を行いました。白色LEDを24時間照射すると、リーフレタスにおいてチップバーンと呼ばれる生理障害(カルシウム欠乏症状)が発生し、白色LED18時間照射と比較して収量が減少していました。一般的に、LED照射時間を長くすると、植物に光障害が見られることが報告されており、本研究でも同様の結果となりました。しかし白色、青色LED照明の交互照射であるTB-Blue法では、24時間照射であるにもかかわらず、生理障害が発生することもなく、前述の様に全国平均収量の約2.5倍の生産性となることが確認されました。
- 2024.07.11導入事例を更新しました
アグリ王の植物工場が秋田県能代市の福祉施設に導入されました。
2024年4月、能代市内を中心に介護福祉事業や障害者福祉事業を展開する株式会社あきた福祉研究所は、就労継続支援B型および生活介護事業所として「UMU・Innovation」を開所しました。施設名の「UMU」には、新しい可能性を生み出す(生む)という意味と、一人ひとりの有り・無し(有無)を尊重して意思決定を大切にしたいという思いが込められています。
新たな施設の開所にあたり水耕栽培を取り入れたいと考えていた施設長が、同市・能代科学技術高校の植物工場に関する取り組みに興味をもち、見学されたことがきっかけで、施設へ植物工場を導入することになりました。秋田県内での植物工場の取り組みを調べる中で、アグリ王の装置を導入している株式会社スクールファーム河辺の事業内容を知り、実際に見学して運営者の話を聞いたことで今回の導入を決めていただきました。
施設での作業は、同社内の別施設から回収したバスタオルなどの洗濯業務、サボテンなど多肉植物の栽培業務、軽作業の内職業務などがあり、その中に今回導入いただいた植物工場システムを使った植物工場業務があります。
4月の装置導入後すぐに栽培を開始し、6月に1回目の収穫を迎えました。生産した野菜は同社が運営する様々な施設の給食で利用する他、同社が運営する飲食事業「弁当 MINAYA(みなや)」での利用や外販も考えているそうです。
導入事例はこちら。
- 2024.06.10報告会の様子がメディアに掲載されました
完全閉鎖型LEDアクアポニックス植物工場におけるイチゴ栽培の実証実験について、5月29日(水)に開催したメディア向けの結果報告会の様子が掲載されたのでお知らせいたします。
掲載媒体:タウンニュース(神奈川全域・東京多摩の地域情報誌)
掲載日:2024年6月6日(木)
掲載タイトル:循環型農法でイチゴ生産 水耕×養殖 農福連携も
URL:https://www.townnews.co.jp/0103/2024/06/06/736376.html
掲載媒体:神奈川新聞
掲載日:2024年6月8日(土)
掲載タイトル:循環型イチゴ栽培挑戦 魚養殖活用 システム構築へ